開業ドクターの声 VOICES OF PRACTICING DOCTORS

子供からお年寄り人まで愛される
地域に根付いた医療ビレッジ

杉田整形外科

藤枝市瀬戸新屋233-1

https://sugitaseikei.jp/

院長 杉田 光 HIKARU SUGITA

京都大学医学部卒
前職市立島田市民病院整形外科医長

2001年7月、藤枝市で開院。治療スペースや駐車場が手狭になったため、2007年8月に移転

このまま土地・建物の家賃を払い続けても意味がない。土地探しからスタート

以前の医院は建物、土地いずれも自分の所有ではなく、毎月相当額の家賃を支払っていました。将来的に息子が後を継ぐということもあり、このまま家賃を払い続けていても意味がないと、移転を決めました。土地探しからとなるわけですから、やはり信頼のおけるところに頼みたい。そこで、10年前に自宅をお願いした創造舎に、いい物件がないかと、土地探しから依頼しました。

地主の説得から役所への届け出まで、スムーズに進めてもらえました

実はこの土地は一面畑で、地主も複数人。地主さんたちの説得は大変だったと思います。創造舎が地主さんを一軒一軒回り口説いてくれたおかげで、1000坪の土地を購入できました。以前の医院の駐車場も60台くらいはあったのですが渋滞が起きてしまい、「駐車場も治療スペースも広く」。これが移転の必須条件でしたから。医療ヴィレッジ構想もありましたし。その後の雑多な役所の届け出も、僕らはなにもできないから全面的におまかせでした。

「木造」「広々空間」「通路に棚」。小さな要望にもちゃんと応えてくれました

「木造で建てる」。これは譲れない条件でした。柱が邪魔にならないように広いスペースを造るということで、苦労があったらしいですが。木造にした理由は原価償却の期間が短いから。息子に譲るにあたりできるだけ息子の負担を軽くしたいと考えたからです。「通路を通路だけにしない」というのも僕のこだわりで、通路のあちこちに棚を造ってもらいました。「広々とした空間」は最も重要なテーマで、天井を高くすることでゆったり感じられるようになっています。

移転後も患者さんは変わりなく来院。駐車場も待合もが患者さんに好評です

以前の医院から300mしか離れていないこともあり、これまでの患者さんが変わりなく来てくれています。駐車場が広く止めやすくなり、渋滞もないと患者さんに好評です。創造舎に頼んで思うようなものができた。これは正直な感想ですが、思いもよらないようなものも…。というのは入口前の待合で、そこまで天井を高くしなくてもいいのではと内心思っていのですが、これが患者さんに大好評でした。

整形、内科、歯科、メンタルクリニック、調剤薬局が建ち並ぶ医療ヴィレッジ

「整形外科の近くに内科がほしい」。これはずっと思っていたことで、いずれは誘致したいと思っていました。それが縁あって2022年に「まつおか内科循環器クリニック」が隣で開院。創造舎が誘致した歯科医院とメンタルクリニック、調剤薬局も集まり、ヴィレッジのようなものが出来上がりつつあります。患者さんは整形だけでなく、他にもいろいろ病気があったりするんですよ。この先眼科や皮膚科も誘致したいです。そういう点でも創造舎は強い味方。医療コンサル的なことができる数少ない建築会社だと思います。